武識塾では武芸の基本“受身(うけみ)”を
会員以外の方々にも学んでいただける講座を開催しています。

 武識塾は「自分の身を守る技と心構え」を身に付け「より善き自分」になる為の稽古会です。稽古内容は柔道・合気道をベースに、運動経験がない・体力に自信がない方や女性、お子様でも取り組めるように稽古方法を創案、抽出して編纂した独自のものです。
 今回、その中でも重視している“受身(うけみ)”を、より多くの方に気軽に学んでいただける時間をつくることにしました。

 “受身(うけみ)”とは、投げられたり倒されたりした時に自分の体に受けるダメージを少なくするための技であり、古来は“礼法”と共に、まず最初に習う技術のひとつです。
また、日常生活においても転んだりした際にこの受身の稽古により、大きな怪我を避けられる可能性が高くなります。
 受身の稽古は難しく思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実はとても簡単な動作であり、また「体の動かし方」の基本を覚えるのに非常に有効です。
 受身は、上手に転ぶための訓練ですが、同時に転びにくい体をつくる訓練でもあります。
誰でも立って歩いている限り転んで怪我をするリスクを持っています。だからこそ誰にでも受身は役に立ち、小さなお子さんたちをはじめとして老若男女、あらゆる方に身につけていただきたい技術です。

 -- 講習内容 -- 
 今月は以下のような内容の予定です。
(参加者の方に応じて変更する場合もあります。)

         受身の概要(“うけみ”とは?/受身のコツ/中学生に多い事故例など)
            実技:後ろ受身
               横受身
               前受身
               前回り受身
               投げられたときの受身
                                    など


 平成24年4月より全国の中学校において武道の授業が必修化となり、ほとんどの学校が「柔道」を選択して授業を行っています。
しかし調査によると 約7割の保護者の方が「柔道」の授業に対して不安を感じているようです。(ベネッセ教育情報サイト2017.7.5 より)
 「柔道」の安全指導に不可欠なのは、その危険性の認識と安全意識の環境づくり、そして“受身(うけみ)”を基本とする怪我のリスクを軽減する技術の指導・習得です。
 武識塾は厳密には「柔道」の稽古会ではありませんが、武識塾の“礼法(れいほう)”“受身(うけみ)”は「柔道」と同じ形を基本としたものです。また指導する私は長年にわたり少年柔道に携わってきました。柔道指導の現場・問題点なども認識しています。それを踏まえての指導をさせていただきます。
 もちろんこの講座に参加されただけで“受身(うけみ)”が完全にマスターできるわけではありません。また“受身(うけみ)は、「覚えたら絶対に怪我をしない」という魔法ではありません。
しかし保護者の方、ご本人が少しでも安心していただける様に力添えができればと思っています。


 -- 実施要項 --

開催場所:市原市立三和中学校 柔道場
(千葉県市原市磯ケ谷1703)
  ご都合に応じて武識塾の稽古時間内にて対応いたします。
(要予約。時間帯は問い合わせ時にご相談ください)

参加費:一回 500円 
対象:幼児、小・中学生~女性・中高年の方

  ※当会への入会の必要はありません。
お気軽にご参加ください。


お問い合わせ・申し込みは(090-9397-0128:イシザキ)まで

※会場となる中学校と、当講座は一切関連していません。
中学校への問い合わせはなさらぬようお願いします。

持ち物、服装など
 持ち物はタオル、飲み物など。動きやすい服装でお越し下さい。
メモされたい方は筆記用具等もお持ちください。(録音、録画は不可)

 -- 指導者紹介 --


武識塾・主宰 石崎 孝太朗

1980年生まれ。
幼少より柔道を学び、長年にわたり少年柔道の指導に携わる。 その間に養神館合気道も修行。
2015年4月より、未だ修行中の身ではあるが、それらの経験と各種武道・武術、 格闘技等の研究をもとに
「真に弱者のための武」「真に人間教育たる武」を目指して 武識塾としての活動を開始する。
また、学習支援事業では講師として中学生・数学を担当し、自ら数学講座を企画するなど、
文武両道から青少年の健全育成に邁進している。
柔道参段、養神館合気道弐段。
・公益財団法人日本キャンプ協会 キャンプインストラクター
・メンタルケア心理士(R) E1612040005号
 

 -- “超・介護予防”のススメ -- 

 中高年の方には“介護予防”という言葉に関心をお持ちの方もいらっしゃると思います。多くの場合、介護を受けるようになるきっかけの一つとして転倒事故があげられ、転倒防止のためのストレッチや筋トレなどが各メディアで紹介されています。実際にそれを実践していらっしゃる方も多いかもしれません。その事は非常に有益だと思います。
 しかし、これには盲点があると思っています。先にも記述しましたが、「誰でも立って歩いている限り転ぶリスクを持っている。」と私は考えています。いくら鍛えても、いくら若くても、“転ぶ=転倒事故”のリスクはゼロにはならないと思うのです。
 ですから私は介護予防を超えるものとして、“受身(うけみ)”の練習を加えた“超・介護予防”を提唱します。出来ることからで充分です。布団の上でも練習できます。従来の介護予防で転倒のリスクを減らし、たとえ転んでも“受身(うけみ)”で怪我のリスクをさらに減らす。それが本当の介護予防であり、これもひとつの立派な“備え=武”でもあると思います。
    






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